2017年8月19日土曜日

課題図書3冊「アラン」「すばこ」「干したから…」

昨日読んだ本の感想です。
 「アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」 「すばこ」 「干したから…」 青少年読書感想文全国コンクールの小学生低学年・中学年課題図書です。
夏休みももう終わりなので、今更…という感じもしますが。
3冊とも絵本です。




「アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」は、1年生に楽しく読んでほしいですね。 絵も素敵ですし、物語もシンプルでかわいらしいと思います。 アランが歯をガチガチ鳴らしたり吠えたり、擬音があって読み聞かせしても楽しそうです。




「すばこ」は2年生向きでしょうか。 横浜市は3年生で「アリの行列」という科学読み物に触れるので3年生でもいいかな。 鳥の巣箱について、どのように使われているのか、その種類や歴史など絵本で丁寧に書かれています。 私は鳥好きなので、これが一番好きです。




「干したから…」は中学年用の絵本です。 「すがたをかえる大豆」を3年生で学ぶので、丁度良いですね。 内容も良いですが、写真を撮っている作者の森枝卓士さんがジャーナリストになったきっかけが、日本に水俣病の取材に来ていたユージン・スミス氏の影響だということが一番印象に残りました。
人は出会うべき人に出会うのでしょうか。それとも、誰に、何に、心を揺さぶられるかは、その人次第といえるのでしょうか。
2017年8月19日(土)