2015年6月25日木曜日

LaLa 8月号を読みました。

昨日、LaLa8月号を買いました。

帰宅してすぐ、一気に読み、読了してから子どもを公園に連れて行きました。
育児より少女マンガ優先のダメ母ですが、月に一度の楽しみなので
ここはちょっと息子に我慢してもらいました。

LaLa8月号表紙

8月号は、表紙、巻頭カラーともに
あきづき空太先生の「赤髪の白雪姫」です。
絵、物語ともに素敵な作品だと思います。
TVアニメ放送開始に合わせて、ど〜んと出してきました。
7月6日(月)の深夜0時から東京MXですね。

藤原ヒロ先生の「ユキは地獄に堕ちるのか」が連載を再開しました。
154pの見開き、格好良いですね。
作品はとても動きがありますし、物語もアニメ向きかなと思います(笑)

筒井美雪先生の「少女漫画のはじめかた」が新連載です。
連載前の読み切りからぐんとパワーアップしていて、随所で笑えます。
それに、「さえない主人公にイケメンが告白」というものはたくさんありますが
主人公が読者に近いマンガ好きの女の子というのが良いと思います。
「こんな風にイケメンが私に思いを寄せてくれたら…」と
少女マンガ好き乙女は思うのではないでしょうか。

弓きいろ先生の「図書館戦争」は特別編に入り甘々ベタベタですが、
214pには、久しぶりにかつての「図書館戦争」の緊張感ある雰囲気が
よみがえってきました。一瞬ですが(笑)
それにしても、堂上教官は恋愛が上手というか、彼女の扱いにそつがないですね。
こういう人が増えると日本の婚姻率があがると思うのですが…。

ブログのネタを考えながら、
ふと「何故30年も買い続けているのかな?」と考えてしまいました。

どなたかがネット上に作ってくださったLaLaの一覧表を見ると
成田美名子先生の「FELICIA」が掲載されていたのが1984年9月号なので、
ここから購読を始めたのだと思います。
樹なつみ先生の「蛍たちは笑う」の後編も印象的でした。
星崎真紀先生の「黄昏シティ・グラフィティ」も大好きでしたし
森川久美先生、篠有紀子先生、他の先生方の作品もとても魅力的でした。
雑誌購読開始以前に森川久美先生の「シメール」や「十二夜」、
「ヴァレンチノシリーズ」、三原順先生の「ルーとソロモン」、
星崎真紀先生の「黄昏シティ・グラフィティ」などコミックスを揃えていて
こんなに好きな作家さんが多いのだからという理由で
定期購読を始めたのでした。
当時は花とゆめも定期購読していました。

当たり前の話ですが、30年以上経った今
どの先生も月刊LaLaには描いていません。
一番最後まで月刊LaLaに描かれていたのはなかじ有紀先生で
1982年のデビューから2014年頃まで約30年、
月刊LaLaで発表していました。
最近、Ane LaLaの方へ行ってしまいましたね。
出版社の編集方針等があるとおもうのですが
作品の傾向というか質というか作家さんの変遷とともに
大分様変わりしたと思います。

1987年頃には清水玲子先生が頭角を現し、
ひかわきょうこ先生、岡野史佳先生、わかつきめぐみ先生など
活躍されていました。
もう少し経つと、やまざき貴子先生、桑田乃梨子先生、米沢りか先生、
津田雅美先生、麻生みこと先生、橘裕先生、森生まさみ先生、猫山宮緒先生など。

世代交替というか、1997年にメロディが創刊されるなど
ベテランの作家の方は読者の対象年齢が高い雑誌へ
あるいは読者層の異なる他誌へ活躍の場を移してしまいました。
読み手である私だけが、年齢的違和感を無視しながら
このまま購読を続けて、何十年も経過してしまいました。
少女マンガを卒業というのはありませんが、
「オトナの小林くん」が気になりますし
Ane LaLaに行くのが順当のような気もしますが、
でも、Ane LaLaの読者層ですらないので(笑)
遅すぎますが、私もそろそろ身の振り方を考えないといけませんね。