2016年2月20日土曜日

手塚治虫先生のチョコレート

今年のバレンタインデーは、珍しく主人にチョコレートをあげませんでした。何しろバレンタインデーが大学のテスト日だったからです。
8歳の娘は、建国記念日の11日に主人が手伝って手作りチョコレートのキットを使って、大好きなクラスメイトの男の子にあげるチョコレートを作っていました。でも、その頃私は過去問題を解くのが間に合わず睡眠不足に陥り能率が落ちるのを自覚しながら、子供部屋の机を借りてテスト勉強していました。
テストの当日(バレンタインデー)は朝からすごい雨で、天気予報では家を出る10時頃には雨が止むということだったのに、私が家を出た時には土砂降りでした。
スターバックスで軽い昼食をとり、横浜そごうからベイクォーターに続く通路近くの椅子に腰を下ろして、最後の悪あがきでまとめたノートを読みだした頃に、ようやく雲間から青空がのぞきました。
テストを終えて家路に着く時にも、どこかでチョコレートを買って帰ろうかとも思いましたが、そんな時間がもったいないような気がして、とにかく帰宅したい気持ちで急いで横浜駅に向かいました。そういう時に限って、電車は事故で到着が遅れホームに人があふれているという状態でしたが、引き返すわけにも行かず、ホームでぼんやり時間を過ごしたのでした。
これが、2016年2月14日(日)私のバレンタインデーでした。

バレンタインデーに因んで、NHK Eテレで毎週金曜日午後9時半から放送の「グレーテルのかまど」では、「手塚治虫が愛したチョコレート」というタイトルで、番組内でヘンゼル役の瀬戸康史さんが板チョコレートを手作りしました。手塚治虫先生の娘るみ子さんが、手塚治虫先生の仕事場で手塚治虫先生とチョコレートにまつわる思い出を語って下さいました。松本零士先生も食べたというチョコレートうどん美味しかったのでしょうか?

ブルータスでも漫画特集、サライでも漫画特集、どういうタイミングか今月は漫画特集が並び、書店の棚にわざわざ並べて平積みになっている様子が不思議でした。サライの方は手塚治虫先生の写真も入った表紙で、本当に創世記の漫画の特集という感じでした。ブルータスの方は、注目の漫画の短編?が幾つも収録されていて、お試し漫画の雑誌版という感じでしょうか。

こちらもNHKですが、「ファミリーヒストリー」で手塚眞さんのルーツを振り返り手塚治虫先生について語られていました。1989年2月9日に亡くなられたので、2月になるとやはりメディアが取り上げる傾向にあるのでしょうか。3年後には没後30年、まだしばらくは手塚治虫先生についてはあちこちで語られるのでしょうね。
2016年2月20日(土)