2015年10月28日水曜日

LaLaDX11月号 その2は読んだ感想。

夢木みつる先生の「砂漠のハレム」、巻頭カラーでLaLa11月号では読切で特別編も描いて、人気沸騰中!のあおり文句の通り人気があるようですね。カルムの甘くて格好良い台詞もバシッと決まっています。「海賊ゲーム」とはどんなゲームなのでしょうか?次回のミーシェの活躍が楽しみです。

弓きいろ先生の「図書館戦争」 、本誌LaLaでの連載がラブラブモード全開なので、個人的には事件中心の今回の番外編の方が楽しく気楽に読めます。事件も深刻ではないのでそれも良いですね。陸上用のウェアに身を包んだ郁が格好良いです。

田中メカ先生の「キスよりも早く」が毎月2冊全6巻連続文庫発売に連動して特別編の登場です。でも、16pの短編で、内容的にもちょっとおあずけ感のある展開なので、満足したい方は本誌LaLa12月号巻頭カラー50pを読みましょう(笑)

仲野えみこ先生の「けだものにロリポップ」、今回は紫園寺くん、怪我をしてひまりに世話になります。ひまりちゃんのおじいちゃんがカワイイです。急展開というのでしょうか?次回が楽しみです。

斎藤けん先生の「天堂家物語」は、ずっと屋敷の中で展開していくのかと思いきや、今回は町にお出掛けです。鴉がどんな人かまだわかりませんが、とにかく蘭は強いので心配なく読めますね。

江咲桃恵先生の「とうがらし一味」 、曽根くん頑張れ!

小椋アカネ先生の「彼女になる日 another」、黒川の回想で相楽との出会いと黒川の過去が語られる回です。志摩くん、良い役所です。

辻田りり子先生の「恋だの愛だの」、椿くんが姑息な手を使ってますが、相手がかのこだから仕方ないですね。会長も良い感じで登場しています。今回は桃ちゃんとの会話がメインです。果たしてかのこが出した結論は?正直言ってまさかかのこが自分から返事をしに行くとは思っていませんでした。何か事件とか出来事があって、関係性が変わると予想していた私は少女マンガの読み過ぎ&王道パターンに慣れすぎていました。反省…。

草川為先生の「世界で一番悪い魔女」は、何と300歳だと思っていたクインタは16歳!しかも、その秘密を誰かが聞いていたという展開でモヤモヤしているクインタをよそにアンブローズの家の紋章印を探しに洞窟へ行くことになりました。洞窟の謎と秘密を聞いたのは誰か?次回は種明かしがあるでしょうか?楽しみです。

河口けい先生 の「ウチの鬼先生」、マッチョなクマかと思ったら…うっかりネタばれしてしまいそうになりましたが、百目鬼先生は今日も素敵です。

ナッツ先生の「ビリギャル」最終回、お話は原作もあり話題になった実話なので面白かったのですが、でも、学部はどこでもいいから慶應に受かればいいというのはどうなのでしょうか。などと考える時点で私は結構はまってに読んだということです。良い作品でした。私も勉強頑張ります。

塩島れい先生の「ぶっこん」読切ですがシリーズです。雨柳堂夢噺とか夏目友人帳とかこの類の話はきちんと描けばファンがつくのではないでしょうか?優しい雰囲気の作品なので、物語も絵もレベルアップしながらこれからも続くと良いですね。

佐古田ひらり先生はこれまでLaLaで描かれていた方なのかな?と思い検索すると2011年、2012年にLaLaDXなどで描かれていました。記憶になくすみません。「花のいろ」 は学校が舞台で進路に悩む少年が主人公です。やや地味な印象の物語でしたが安定した画力が心に残りました。これだけ描ければもっとファンタジー色の濃いものや異国物を描けば読者の目を引くのでは?と思いました。

咲宮涼先生「沈黙リアライズ」は学園ラブストーリーです。絵もお話も個人的にこういう感じが好きです。まとまっています。会話をしたら負けという勝負が良かったなと思います。

櫻井緋子先生「半狐の檻」 は絵が綺麗です。

北福佳猫先生「明日へのla」は第69回LMGフレッシュデビュー賞受賞作品です。お話というか、言葉の使い方が良くて、絵もこれからどんどん伸びていきそうで将来が楽しみです。

沢村ちどり先生「ジェンダーXの悲劇」 は第69回LMGフレッシュデビュー賞受賞作品です。西村くんとその弟分が良いですね。絵がしっかりしていて、テンポの良いコメディで読みやすい作品でした。インパクトのある物語とキャラができれば即レギュラーという感じがします。

喜多高子先生「提出期限はスキを問う」 は第283回LMSベストルーキー賞受賞作品です。この作品が今回のLaLaDXの中で私は一番好きです!昔、マンガを描いていた友人の絵に似ています。絵柄にクセがあり古い印象と評にありましたが、これからどんどん洗練されていくと思うし、お話がしっかりしていてヒロインの描き方が好きです。ひかわきょうこ先生のような感じになるのでは。千津美と藤臣くんシリーズみたいな丁寧なマンガを描いてくれるのではと期待します。

山田衣真先生「窓ぎわのきみのこと」 は、第284回LMSベストルーキー賞受賞作品です。良い作品でした。窓越しに好きな人を見ているというのは何だか(私が歳を取ってるだけですが)昔を思い出してキュンとしますね。

桜月リナ先生「約束リバース」は第285回LMSベストルーキー賞受賞作品です。恋のドキドキはないですがテンポ良く楽しくて可愛い作品でした。

マンガ賞の受賞作品がみんな何だかとても良くて、ちょとウキウキしました。次回作LMS受賞の先生はこれからLMGや白泉社新人大賞を狙うのかもしれませんが、早くデビューして欲しいと思います。
2015年10月28日(水)